認知療法

認知療法とは、精神疾患の方なら誰もが経験する、カウンセラーとの対話が
メインになる治療法のことです。

人の思考は、大まかには母国語で形成されているようで実はとても抽象的な
ものです。

自分の気持ちをうまく言葉で表せないなどという経験は誰にでもあると
思いますが、精神疾患を患うと、何事も自分自身で抱え込む傾向にあるので、
表現しがたい抽象的なイメージを頭の中で、より沢山抱え込んでしまいます。

そういう心の中の抽象的な「もやもや」を、言葉に直していくことで、
自分の気持ちを整理したり、憂鬱な気持ちになっている理由を探ったりして
いくのです。

勿論これは自問自答ではなく、きちんとした対話のもとで成り立っていく
ことなので、必ず精神科医、もしくはカウンセラーなどの対話相手がいます。

対話相手になる人は、患者の全てを受け止める訓練をしている人たちなので、
重たい話をぶつけていっても問題はありませし、きちんと自分の深層心理を
「認知」することを助けてくれます。

私たちは悪いことが起きると、頭の中では実際よりも何倍も深刻な状況で
思い描いて記憶することがあります。

心の中で、そうして物事を誇張して歪めてしまったことを掘り起こし、
自分を客観視していく過程で、悩みの軽減させていくのです。

治療法の関連記事

薬物療法
SSRIとSNRI
電気けいれん療法
認知療法
行動療法
催眠療法
精神分析
アニマルセラピー
デイケア

ページのトップへ▲

はじめに
現代人の思考
戦後社会から見る精神遍歴 〜団塊世代の奮起〜
団塊世代二世から今までの社会
抑うつ状態・うつ病
抑うつ症状・うつ病とは
うつ病になる原因
うつチェック
躁うつ病(別名:双極性障害)
主な症状
統合失調症
リストカット症候群
パニック障害
SAD(社会不安障害)
強迫神経症(強迫性障害)
PTSD
摂食障害(別名:中枢性摂食異常症)
境界性人格障害
注意欠陥・多動性障害(ADHD)
精神疾患を患う原因
家庭環境によるもの
不安定なアイデンティティによるもの
経験によるもの
遺伝的原因によるもの
薬物乱用によるもの
治療法
薬物療法
SSRIとSNRI
電気けいれん療法
認知療法
行動療法
催眠療法
精神分析
アニマルセラピー
デイケア
自分でできる予防と状況悪化の阻止
日記を書く
香りによるリラクゼーション
趣味の要素の有効活用
日常生活の維持
その他の情報
自立支援法について
サブメニュー
このサイトについて
管理人プロフィール
お問い合わせ
リンク集