強迫神経症(強迫性障害)

強迫神経症とは、強迫観念が強く、そこから逃れられずに社会生活に
支障をきたす症状のことです。

わかりやすく言えば、極度に心配性の人たちが、この病気に当てはまります。

例えば、家の鍵をかけたかどうか、5回も6回も確認しているにも関わらず、
きちんとかけた自信がなくなってしまうと、鍵のことが心配で帰宅するまで
不安に駆られることになります。

そうなると、社会生活が困難になっていくことは、想像に難しくないでしょう。

摂食障害の人もまた強迫神経症であると考えられます。

どんなに痩せても太っている気がしてしまい、そのことで過剰なダイエットを
続けるか、あるいは過食と嘔吐を繰り返すようになります。

当然、健康状態に悪影響となります。

また、(何もそこまですることないのに)というくらいに一つのことに
執着することで、自制心をコントロール出来ないのだと自己嫌悪になっていき、
そのことでうつ状態を併発させる可能性も大いにあります。

この病は、まだ明確な原因が突き止めらていませんが、律儀な人、
真面目な人が比較的かかりやすい病気だと言われています。

強迫神経症の患者さんは、行動療法で強迫観念を取り除いていくか、
或いは薬物療法も併せての治療になることがあります。

程度の差があり、顕著に症状が見られない時は服薬に頼る必要もないのですが、
明らかに「考えすぎ」の傾向にある人は、十分に注意が必要です。

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