日常生活の維持
人は誰でも、病気がちになると、寝込んだり食事が摂れなくなったりして、
不規則な生活になりがちです。
精神疾患で悩む人たちにも同じようなことが言えます。
何事に対しても無気力になったり、投げやりになったりするので、
規則正しい生活を放棄してしまうのです。
一般的に精神疾患で悩む人は、夜眠りづらくなるので、その分日中に眠気が
襲ってくることがあります。
そういう時に、昼間にも係わらずしっかり睡眠を取ってしまったら、
夜は余計に眠れなくなります。
また、日光浴をすることは、精神衛生に大変良く、気持ちを上昇させる
働きがあります。
気持ちが参っているからこそ、何事もない日常にすぐに戻れるよう、
生活のリズムを一定に保つことが必要になってきます。
特に女性の場合、化粧が億劫になるということがよくあるようです。
しかし、日本人女性にとって、お化粧をして社会に出るということは、
一種の習慣になっていて、日常で私たちは常に実行していることです。
また、お化粧は極端に自身喪失をすることを防ぎます。
化粧のセラピー効果は侮れない、ということも覚えておくと良いでしょう。
心が病気がちになっても、私たちはいつかはその状態を克服していくのです。
自分の状態を最悪にしないように、生活のリズムを整えておくことは、
精神疾患克服のための大事な要素になってくるということを、心に留めて
おいてください。